OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
連休の最終日、5月5日に訪ねた青葉の森。
今回は、これまで行ったことのなかった「化石の森」へ足を伸ばしてみました。
小さな滝(?)があり、貝などの化石がたくさんあるとのことです。
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P5051847 |
F3.5, 1/80sec (-1.0EV), ISO200
浸食されやすい地層の上に浸食されにくい層があるようで、上の層が庇のようにせり出していました。滝壺(?)の下には倒木や大きな石があって水をせき止めていました。
もともとなのか、今回の地震で崩れてたまったものか・・・?
ここには、初めて見る花がいくつかありました。そのなかで、薄い青色の面白い花が崖の斜面にたくさん咲いているのが目にとまりました。
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P5051869 |
F3.5, 1/100sec (-1.0EV), ISO400
ヤマエンゴサクです。
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P5051867 |
F8, 1/80sec (-1.0EV), ISO400
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P5051871 |
F3.5, 1/250sec (-1.0EV), ISO400
とてもユニークな形をしています。
このときは花の名前がわかりませんでした。
ちょうど、オリンパスイメージングのコミュニティーサイト「フォトパス」で、エゾエンゴサクの話題が出ていて、「これか?」と疑ったのですが、エゾエンゴサクの場合は分布が北海道から本州中北部の主に日本海側・・・とのことで、うーん。
しかし、よく似たヤマエンゴサクというのもあるという情報が。
こちらは本州から九州にかけての主に温帯に分布と。
見分けるポイントは、苞葉(ほうよう、葉柄の付け根についている小さな葉)の切れ込みとのことです。早速写真で確認してみると・・・
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P5051873 トリミング等倍 |
F8, 1/50sec (-1.0EV), ISO400
やはり切れ込みが入っています。
ヤマエンゴサクに間違いなさそうです。
ちなみに、ここまですべての写真でマイナス1段の露出補正がかかっているのは、これらの写真を撮る前に、暗い中で咲いていた小さな白い花(名前不明)を撮るために花が露出オーバーで飛んでしまわないように設定していたものを、戻し忘れていたためです。
適切な露出設定にしていれば(シャッター速度はかなり遅くなってしまうのですが)色彩的にも粒状性的にも、もう少しよくなっていたはずです。
ちょっと残念。
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P5053806 |
F1.8開放, 1/200sec, ISO400
こちらはOM 50mm F1.8レンズを絞り開放にして、E-420で手持ち撮影したものです。
花を狙って近づいたら、手前の葉の上にクモがいるのに気づいて急遽主役交代となったものです。よく見ると、花はひとつ枯れかかってしおれていて、いまひとつの被写体だったようで、少々残念です。
斜面に上ってがんばって撮っていて、ふと足下を見ると、明らかに今日同じように斜面を上り下りした靴の滑りあとが。
同じようなことを考えていた人がいたんですね。
化石の森で撮影したあと、管理センターへ向かいました。
近づくにつれて、植生がだんだん森のものから街のものへとかわっていきます。
ヒメオドリコソウやハコベ、オランダミミナグサ・・・
管理センターの駐車場脇の草むらをふと見ると、赤紫色の花がちらちら咲いているのが目にとまりました。
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P5053821 |
F1.8開放, 1/500sec, ISO400
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P5053822 |
F1.8開放, 1/160sec, ISO400
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P5053823 |
F1.8開放, 1/125sec, ISO400
こちらはムラサキケマンの花です。
ヤマエンゴサクと花の形はよく似ていますが、色が違っているのは一目瞭然として、葉の形がまったく違います。
細かい切れ込みが入って、ぴんと張らずにくしゃっとしています。
花の一つ一つをみると、上のほうはまだ開いていませんが下の花はパカッと開いています。
下から順に咲いていくようですね。
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