2014年7月6日日曜日

オカトラノオ場所により -2014/06/28青葉の森にて

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

6月最後の週末、雨の天気でしたが短時間だけ青葉の森を歩くことにしました。
こもれび広場から入って花木広場まで降り、チゴユリのみちをたどって戻るコース。

こもれび広場は、青葉の森緑地のなかでもいちばん標高の高い場所です。
森に入ってすぐ、散策路(こもれびのみち)両サイドにオカトラノオを発見。

E-M1, 12-40, P6280002
40.0mm F2.8, 1/400sec, ISO800

一応、「虎の尾」の名の由来となっているしなだれた花序の姿は完成されていますが、まだまだつぼみです。

E-M1, 12-40, P6280023
 40.0mm F2.8, 1/320sec, ISO800

こちらはまだ「ぴーん」とまっすぐ立っています。さて、この状態からおなじみの「横に垂れた」花になるとき、どちら向きにというルールがあるのでしょうか?

E-M1, 12-40, P6280024
40.0mm F2.8, 1/320sec, ISO800

こちらは、まさにこれから横に垂れていこうとしているところですが、お隣さんとシンクロしています。
向きはランダムというわけではないのか?
それとも、日当たりとかなにか向きを決める条件があるのでしょうか?
垂れるほうには開けた散策路、背後は林です。もしかしたら、開けたほうから飛んでくる虫たちに向かって垂れているのかも。

とりあえず、垂れたあとは「首元」から先に向かって順に花を開いていきます。

E-M1, 12-40, P6280020
40.0mm F2.8, 1/640sec, ISO800

ちょうど、付け根の数輪が開いた花を見つけました。

E-M1, OM50, P6280028
50mm F1.8, 1/250sec, ISO800

レンズをOM 50mm F1.8に、そして寄れるだけ寄って(このレンズの最短撮影距離は45センチです)一枚。
付け根からパラパラと数輪花を開き、その先は白いつぼみが連なっているこの状態は、時期としてはまだ早いのですが、見る側としてはいちばんきれいなタイミングだと思います。

さらに山を下っていき、花木広場の隅のほうへいくと、ここにもオカトラノオ畑がありました。

E-M1, OM50, P6280050
 50mm F4, 1/250sec, ISO800

ここは日当たりもよいので、花もずいぶん開いてきています。

E-M1, OM50, P6280052
 50mm F4, 1/200sec, ISO800

花は半ばまで開いていますが、まだ最初に咲いた花は枯れていません。このタイミングは絶妙です。

E-M1, OM50, P6280053
50mm F4, 1/400sec, ISO800

しかし、最初まっすぐ立っていたときは360度均等につぼみがついているのに、垂れていくと一斉に外側へ集まるのは不思議です。
一番最初に咲く、いちばん付け根にある花がついている向きで垂れる方向が決まるのでしょうか?
垂れ始めたら、下に隠れてしまう向きにあるつぼみが慌てて外側に向きを変える?

謎は尽きません。

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