OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
この時期の青葉の森では、オヤリハグマ(御槍白熊)の花の時期がほぼ終了しており、今回の主役、オクモミジハグマもけっこう花が終わって茶色くなっているものが多いです。
きれいに咲いていても、まわりにほかの植物が覆い被さったりしていて、なかなか写真的に「映える」ものが見つかりませんでした。
ずいぶん歩いて、ようやく見つけたのがこのオクモミジハグマ。
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ちょうど散策路脇で、まわりにうるさいものもなく、花のタイミングもバッチリです。
さて、この「オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)」、キク科の花なのになぜ「モミジ」かというと・・・
葉の形がモミジの葉に似てるから。
「奥」というのは、もともと西日本のほうに分布するもっと葉の切れ込みが大きくてよりモミジの葉に似ている「モミジハグマ」があり、それより北のほう(「奥」のほう)に分布するから。
「ハグマ(白熊)」というのは、「ヤク」の尾の毛でつくった飾り(槍や兜、僧侶の払子(ほっす)などに使われる)のことだそうで、花がそのようすに似ているから・・・ということのようです。
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