2021年8月7日土曜日

悪魔のタイムセール、そして

 最近、yodobashi.comで急に値下げされたOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII。

キタムラでもチェックしたら、まったく同じ価格になっていました。

これは自由競争というよりは、メーカーからの何らかの情報が販売側にまわっているのか?などと余計なことを考えてしまいます。


そして、店舗の様子を見に仙台駅前のヨドバシカメラマルチメディア仙台へ行ってみました。

すると、店舗でもやはりネットと同じ価格になっていましたが、さらに「21時までのタイムセール、表示価格からさらに5,000円引」と。

ほかにもいくつか、タイムセールで値引きされているものもありましたが、これにはなにか意味があるのだろうか。


キタムラでは、「なんでも下取りで12,000円」となっていて、いま私が持っているOM-D E-M1(初代)の通常下取り価格は最高13,800円とされていました。

箱や付属品の一部が欠品していたり、乱暴に扱って小さい傷や塗装の剥がれなどが目立つ外観を考えると、とても最高価格で引き取ってもらえるとは思えませんので、これはちょっと魅力。

しかし、キタムラではポイント還元などがないので、ヨドバシの10%還元は大きい。


・・・いろいろ悩み、結局ヨドバシで初代E-M1に加えて、古いフォーサーズ機2台(E-420, E-620)とE-620用の縦グリ、バッテリー、そしてZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6などもろもろ買取してもらって、たまっていたゴールドポイントを使って、購入することに決めました。


古い機材の買い取り価格は、全部で11,600円でした。初代E-M1ボディは7,000円・・・なんとも悲しい価格ですが、MarkIIならまだしも初代で、完動するとはいえ付属品が足りず見映えも悪いとあっては、それが妥当なのかもしれません。


ちなみに、今回手放したフォーサーズレンズ、OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6は、わりとすぐに50-200mm F2.8-3.5 SWDレンズが導入されてから出番がなくなってしまったのですが、価格が安かったのとMFで0.96mまで寄ることができて、等倍相当のテレマクロレンズとしても使えるというところが魅力に感じて買ったように記憶しています。

手ぶれ補正機構のないE-420では使わず、E-620で使っていたもののこれがオールドOMレンズ用ボディになったことにより活躍の場を失ってしまいました。AFが遅くてよく迷うのと、MFにしたときのフォーカシングがモーターで「ガガッ」とスムーズでなかったのも、単名だった要因です。

それでも、いくらかこのブログの記事にしたトピックはありました。


おそらく、これまで手にしてきたデジタル一眼レフ、ミラーレスカメラのなかでいちばん活躍したのはE-620だったと思います。さまざまなOMマウントオールドレンズやKマウントオールドレンズ、フォーサーズのZUIKO DIGITALレンズを使って、いろいろなことを試したり、じっくりと考えて撮影したり。

このカメラを使った撮影がいちばん「ていねい」だったようにも思います。今のカメラは手軽で歩留まりもよいせいか、雑になることもしばしばです。せっかく以前のカメラよりも技術が高まっているので、それに頼り切るのではなく、じっくりていねいに使っていきたいと思います。


「OLYMPUS」社としての最後のマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラであるE-M1 MarkIIIがどれほど活躍するか・・・また今回手放した初代と比べてどれほど性能アップ、使い勝手アップしているのか、楽しみです。

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