OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
3月上旬といえば、セリバオウレンの季節。
そこで、青葉の森へ出かけてみることに。
到着したときは曇りの天気でしたが、森に入ってしばらくすると雨が落ちてきました。
こもれび広場から「ちごゆりのみち」へ入ってまもなく、みつけました。
E-M1, P3081554 |
40.0mm F4.0, 1/250sec, ISO400
まだ咲き始めで、十分花が開いていません。
首が曲がっているのは、最初に茎が出てきたあとに花が出て、だんだん立ち上がってくる・・・という花の出方のせいです。
もう少しして花がバッと開けば、そのときには茎もまっすぐになっていることでしょう。
雄花、両性花があります(雌花もあるといいますが、私は青葉の森で見かけたことはありません)。この花は雄花のようです。
おしべのみがびっしりです。
E-M1, P3081557 |
F3.5, 1/320sec, ISO400
この花はすこし開いて、外側のおしべは花粉の袋(葯)が破れて花粉がみっちりついているのがわかります。
ちなみに、おしべというのは俗称のようで、正式には雄蘂(ゆうずい)というそうです。花粉が入っている袋を葯(やく)と呼びますが、葯を支える棒(?)を花糸(かし)と呼ぶそうです。
さて、ちごゆりのみちからさらに沢沿いを歩き、旧わんぱく広場を通り抜けて花木広場へ出てみると、その北西端あたりでもまた、セリバオウレンが咲いているのを見つけました。
E-M1, P3081577 |
40.0mm F4.0, 1/160sec, ISO400
こちらは岩の上の苔から生えているセリバオウレン。花が真っ白ではないです。
E-M1, P3081580 |
F3.5, 1/160sec, ISO400
おしべは少なくて、緑色のめしべがみえます。両性花のようです。
これでおしべがなければ、完全な雌花なのでしょうが。
セリバオウレンは、その名の通り
葉の形がセリのように細かく切れ込みの入った形をしているのが特徴です。
その葉と花をうまくフレームに入れて撮るのは、なかなか難しいです。
花が向いている向きも考え、咲いているタイミングも計って、さらに背景なども考慮すると・・・なかなかいい被写体に巡り会いません。
これからどんどん咲き出すでしょうが、なかなかこれぞ、という花に出会うのはむずかしいでしょう。
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