2011年9月17日土曜日

ゲンノショウコはミコシグサ? -2011/09/13東北大片平キャンパス

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

ゲンノショウコの花は小さいのですが、とてもかわいらしくきれいです。
FotoPusにアルバムを投稿しましたのでご覧ください。

いつも2つペアで咲いています。
そして、花が終わった後は・・・実ができます

実が熟せば、タネが・・・飛びます!できるだけ遠くへ。そしてタネを飛ばした後には、

E-420, P9137101
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F1.8開放, 1/500sec (-0.3EV), ISO200

・・・御神輿が。
実の付け根にできたタネは、バネのようになった腕を止めていたフック(?)が外れると勢いよくはじき飛ばされます。そして投てき(?)が終わった後にはガッツポーズ。
この姿から、ゲンノショウコは別名「ミコシグサ(御輿草)」とも呼ばれるそうです。

ガッツポーズしていた腕もやがてとれて、

E-420, P9137095
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F1.8開放, 1/640sec (-0.3EV), ISO200

柱(?)だけになります。

ゲンノショウコ赤い花の2日後 -2011/09/15片平

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

先の記事で披露した紅紫色のゲンノショウコの花。
2日後の9月15日、もう一度同じ場所へ行ってみました。

前回はOM 50mm F1.8でしたが、今回はOM 28mm F2.8レンズを持って行きました。
9月10日に青葉の森(三居沢付近)へ行くときに持って行き、いい感触を得たこともあり、片平周辺を歩くお昼のお散歩でも試してみようというわけです。

2つのレンズの写りを比較した記事もありますので、もしご興味おありでしたらこちらへどうぞ。

E-420, P9157232
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F2.8開放, 1/2000sec, ISO400

ピントを合わせた手前の実と、後ろの実、花との距離を離すような配置になるように撮りました。50mmレンズに比べると被写界深度が大きいので、背景をボケさせようと工夫したつもりですが、それでもかなりはっきり写りますね。
すこし左に回り込んで、こんどは花との距離を少し近づけてみました。

E-420, P9157233
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F2.8開放, 1/2500sec, ISO400

上の写真とは少し感じが変わりました。後ろで背景に溶け込んでいた花と実が、よりはっきりしました。
でも、左手前と左後ろに余計なものが入ってきてしまいました。惜しいです。

さてこの花と実、見覚えがあります。そう、2日前に撮ったあの花と実です。写真はこちら。

E-420, P9137053(この記事より)

ただし、2日前に咲いていた花はすでに終わり、このときつぼみだった花が今咲いているのです。右側の実は2日前よりさらに熟してきました。レンズを逆付けしてアップで見てみます。

E-420, P9157254
reverse
F2.8開放, 1/250sec, ISO400

レンズを逆付けすると、ずいぶん暗くなってしまいます。同じ絞り開放でもシャッター速度がかなり遅くなりました。
また、このレンズのように焦点距離の短い広角レンズでは、順付けと逆付けでかなり拡大率が違いますので、扱いが難しいです。

さてこの実、タネは付け根の膨らんでいる部分に納められているのですが、なぜ長い角がのびているのでしょうか?
そのわけは、後ほど別の記事で触れたいと思います。

ゲンノショウコ赤い花 -2011/09/13片平

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

9月13日のお昼のお散歩では、はじめて赤い色のゲンノショウコの花を見つけました。場所はゴミ捨て場の片隅・・・

でもこのゴミ捨て場、植物や農作物の品種改良などを研究している東北大学生命化学研究科の温室にもほど近く、使い終わった植木鉢の土などが山のように捨てられています。

ということは、この周辺の土はよく肥えているということに。
様々な草花が、これでもかというくらい茂っています。とくに土が捨てられて山になっているところは、春から秋まで、いつでもパラダイスです。(といっても、普通の人にはただの雑草なのでしょうが)

Wikipediaによれば、ゲンノショウコの花には紅紫色のものと白紫色のものがあるそうですが、前者は西日本に、後者は東日本に多く見られるとのことで、仙台で紅紫色の花が見られるというのはたいへん珍しいことなのではないでしょうか。

しかしこのゲンノショウコ、生薬の一つで、名前の由来も「胃腸に実際に効く証拠」というところからきている・・・
とすると、生命化学研究科で生薬になる植物の研究をしていて、それがたまたまゴミ捨て場の周囲で花を咲かせた、という可能性も?

いずれにしても、いつも見慣れている白い花とは違って、新鮮な気持ちがします。

E-420, P9137038
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F1.8開放, 1/1000sec (+0.3EV), ISO200

E-420, P9137044
using OM EXTENSION TUBE 25mm
F1.8開放, 1/1000sec (+0.3EV), ISO200
※この写真は、FotoPusにも投稿しています。

E-420, P9137046
using OM EXTENSION TUBE 25mm
F2.8, 1/640sec (+0.3EV), ISO200

この写真では、絞りをひとつ絞ってF2.8にしてみました。上の写真と比べて、ぱっと見はほとんど変わりませんが、細かく見ると心持ちやわらか感が抑えられて少しシャープになっているようです。

E-420, P9137053
using OM EXTENSION TUBE 7mm
F2.8, 1/500sec (+0.3EV), ISO200

少し引きで撮ってみました。
ゲンノショウコはたいてい、花が一本の茎から二つ枝分かれしてついています

この写真では、まだひとつがつぼみです。右側に移っているペアはすでに花を終えて、若い実ができています。

2011年9月15日木曜日

OM50mmF1.8 vs OM28mmF2.8 -2011/09/13,15

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

一昨日と今日、たまたま同じボディで違うOMレンズを使って、同じ花を撮ってみましたので、ここで比較してみたいと思います。



E-420, P9137033
50mm F1.8
OM EXTENSION TUBE 7mm
F2.8, 1/250sec (+1.0EV), ISO200

ガツンと寄って絞り開放で撮るとかなりほわんほわんの描写になるOM 50mm F1.8ですが、薄めのエクステンションチューブを使ってほんの少しだけ絞れば、かなりシャープに写ってくれます。

この日、赤い花のゲンノショウコを初めて見つけて、喜んで地面に土下座しながら撮りました。



E-420, P9157222
OM 28mm F2.8
OM EXTENSION TUBE 7mm
F4, 1/500sec (+0.3EV), ISO400

こちらはOM 28mm F2.8で今日撮ったものです。
よく見てみると、2日前に50mmで撮ったのと同じ場所のようです。2日前にはすでに右上のペアは花を終えて実ができはじめています。咲いている花の脇には下を向いた若いつぼみがいたのですが、真上から撮ったためこの写真では確認できません。
今日撮った写真では、2日前にはまだつぼみだったものが咲いています。実になっているペアもだんだん熟してきています。
付け根のところに4つ、赤い玉のようについているのがタネです。

2つのレンズでは、手前の花の大きさはそれほど違いませんが、奥の葉っぱの写り具合がかなり異なっています。
やはり50mmで撮ったほうは望遠気味、そして28mmのほうは広角気味で、より遠近感が強調されています。

それでは、異なるレンズで撮影した花の部分を拡大して比較してみましょう。

P9137033 by OM 50mm F1.8

P9157222 by OM 28mm F2.8

同じF2.8の絞りなのですが、なんとなく50mmのほうがシャープかつ被写界深度も大きいような気が・・・いや、そんなはずは!
28mmのほうが、若干前ピンなのかもしれませんが、写っている花の大きさに違いがないということは、28mmのほうはかなり接近しているということになりますから、被写界深度が浅くなってもおかしくないかもしれませんね。

確かに、実感として50mmで撮るよりも28mmのほうがピント合わせがシビアな気がしました。
また何かの機会に、比較してみたいと思います。

2011年9月14日水曜日

PENTAX QマウントへのOMレンズアダプター?

先日の記事で、PENTAXが出した超ミニ一眼カメラの新規格レンズマウント、「Qマウント」にKマウントレンズを装着するための「KQマウントアダプター」を出すかもしれないという話題を取り上げました。

宮本製作所という、レンズマウントアダプターのRAYQUALを開発、販売しているブランドメーカーがあります。
ここではいち早く、「PENTAX Qマウントアダプター、9月下旬発売予定」と告知、予定価格も公開しています。
WEBページは>>>こちら

リストの中には、CANONやNIKONのマウントとともに、当然ながらOMマウントもしっかりラインナップされております。
値段は少々お高い(定価税込22,050円、割引価格16,380円)ですが、もしもPENTAX Q本体の操作性や性能が満足いくようなものであったなら、いま持っているレンズたちに、新たに「超望遠レンズシステム」としての役割を与えることができます。

ちょっと期待してしまいますね。

PENTAX Qそのものに関しては、まずまずの評判みたいですが
バッテリーが長持ちしない
という意見もあり、注意です。たぶんバッテリーそのものがコンパクトなので容量が少ないのでしょう。バッテリー駆動時間は使い方次第なので、気をつければ何とかなるレベルだといいのですが。少なくとも予備バッテリーは必須と考えたほうが良さそうですね。

2011年9月12日月曜日

ヤマジノホトトギスと虫 -2011/09/10三居沢付近の青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

前回の記事のつづきです。

美しいヤマジノホトトギスの花。
でも、後ろでちょろちょろうごく謎の黒い線・・・

アングルを変えて見てみると・・・

E-620, P9105938
F4.5開放, 1/30sec (+0.7EV), ISO100

ぶら下がる謎の虫が。
陰に隠れていて、花主体に明るさやコントラストを調整すると、この虫さんが黒くつぶれてしまうので、かなりコントラストを落としています。

トリミングしてアップで見てみましょう。

E-620, P9105939
F4.5開放, 1/25sec (+1.0EV), ISO100

E-620, P9105935
F4.5開放, 1/30sec (+0.7EV), ISO100

この2枚は、いずれも最初の写真と同じフレーミングで撮ったものを600x450枠で切り出したものです。上のほうはより露出オーバーに設定して、この虫に合わせて撮りました。

長い立派な触覚を、前足で丁寧になでてきれいにしていました。
背中がこぶのように盛り上がっています。
でも、何の虫なのか全く見当がつきませんでした。

そこで、最近FotoPusにあたらしくできた「虫コミュ」に登録し、質問してみることに。
もっと右側に回り込んで背中からのショットを撮ることができればよかったのですが、位置関係的にムリだったのです。

こんな、おなか側からしか見られないような写真でわかるかなあ・・・と心配していたら、なんと!

・・・即、複数のご回答が!
やっぱりコミュはすごいですね。

どうも、「ヒメセダカカスミカメ」(たぶん姫背高霞カメ)というカメムシのなかまみたいです。

やはり、名前がわかると愛着が一桁あがりますね。

2011年9月11日日曜日

EX25とEX65-116連結撮影が実現 -2011/09/10三居沢でヤマジノホトトギス

OLYMPUS E-620 with HLD-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

9月10日(土)、お昼前後の約2時間、三居沢付近の「青葉の森」を歩きました。

これまでの経験で、カメラボディ2台にレンズ3本が上限、それ以上持っていっても荷物になるだけで結局1,2本は出番もなく終わるのがオチ!と感じていたところです。

ですので今回は、
E-420用にはRIKENON 50mm F2のみ
E-620用にOM 135mm F4.5とOM 28mm F2.8の2本、そしてOM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmとOM EXTENSION TUBE 7, 14, 25(2個)
という機材で臨みました。

OM 28mm F2.8レンズは久々の出番となりましたが、さすがの描写を少し楽しんで終了。被写体もカノツメソウのみで、結局逆付けonly、EX-TUBEたちは使わずじまいに終わりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、この日撮ったヤブランの花について、私の別ブログ「ShinoDUCKの楽天家日記」でも少し触れましたので、よろしければそちらもどうぞ。

さて、今回は「RIKENONはE-420、OMはE-620」と、完全に役割分担させましたので、135mmマクロレンズは縦グリつきのE-620と組み合わせて使用するということになります。
当然、手持ち撮影はきつい(といっても、手持ちもけっこうやったりしていますが・・・)ので、EX65-116の三脚座を使って三脚に固定する必要がでてきました。

以前の記事でも述べたように、縦グリつきE-620にEX65-116を装着してその三脚座で雲台に取り付けようとすると、どうしても出っ張った縦グリと干渉してしまいます。

結局、三脚座を90度まわして横向けにし、縦位置がデフォルトとなるように三脚に固定する作戦をとることになりました。
もともと縦位置での撮影の比率が高い私としてはなにも支障はないのですが、頻繁に縦横を切り替えて撮影したいという場合(まあ、あまりなさそうですが)、やはり自由に縦横切り替えできるというのは重要かもしれません。
そこで、冗談半分でこんな写真を撮ったりして・・・


でも、「こんな使い方が実現することはないだろう」あくまでも冗談冗談!なんて思っていたのですが、今回!
思ったより早く、現場で実現することとなったのです。

この日は、花を終えたヤマジノホトトギスもみられましたが、大変きれいな花盛りのヤマジノホトトギスもたくさん目に止まり、思わず唸ってしまうくらいでした。
もちろん、E-420とRIKENON 50mm F2のゴールデンコンビでもシャッターを切りましたが、OM 135mm F4.5マクロでも撮っておきたい!

ふつうに歩いて通りかかったときの目線(つまり上から見下ろす角度)での写真が撮りたかったのですが、そうすると116mmいっぱいまで伸ばしてもピントが合う最短距離まで少し足りない・・・
そこで、ほんの少し寄れるように「ちょい足し」のEX-25をレンズとマウントの間に入れ、まさに上の写真の状態となったわけです。

そのとき撮った写真がこちら。


E-620, P9105928
F4.5開放, 1/80sec, ISO100
絞り開放でも、ピントが来ている部分ではディテールがよく描写されています。ぜひアップでご覧ください。
【後日追記】この写真はフォトパスにも投稿しました>>>こちら

ちょっと絞ってF8にした場合

E-620, P9105930
F8, 1/25sec, ISO100

絞り開放のときと比べて、ピントが合う範囲(被写界深度)が広くなって、よりクッキリしています。しかし、シャッター速度が遅くなったために少し被写体ブレがあったのか、ピントが合っている部分でも解像度は上の写真のほうが高いです。
2枚の写真の中間、F5.6でも一枚撮ってみたのですが、こちらはシャッター速度1/50秒となり、たまたま風が吹いたからか、F8のときよりもブレてしまっていました。

ISO感度を低めに設定していますが、これはこの前にOM 28mm F2.8レンズをつけフラッシュを焚いて撮影していたときの設定そのままにしていたためです。
ISO400くらいまで上げていれば、さらにプラスの露出補正をかけても十分被写体ブレを抑えられる速いシャッター速度を実現できたと思います。ちょっと残念です。

これまで、このレンズで撮った写真はOM 50mm F3.5マクロレンズなどで撮ったものに比べてシャープネスがいまいちと感じていたのですが、よく考えてみると森の中の薄暗い状況下ではシャッター速度が遅くなり、被写体ブレが頻繁に起きていたのかもしれません。そのために過小評価されていたのかも・・・ちょっと反省。

ところで、この写真に写っている右の花びら(?)から「ちょろっ」と見えるひげのようなもの。
実はこれ・・・
つづきは次の記事で。

いずれにしても、今回はこの望遠マクロレンズの実力を再認識できたという点ではよかったです。EX-TUBEをさらに足すと無限遠の撮影ができなくなってしまいますが、まず問題となることはないでしょう。
これからも出番を増やしていきたいと思います。

・・・最近めっきりOM 80mm F4マクロレンズの出番がなくなってしまいましたが、ますます立場が微妙になりそうです。50mmほどの手軽さがない割に135mmのような「ならでは」の活躍場面がそれほどないし、専用クローズアップレンズも、もともとフォーサーズのセンサーサイズとなったことにより35mm判換算でクローズアップした効果が得られているので、敢えてさらにアップにする必要性が薄れているのは否めません。
こちらも出番を増やしてやりたいです。