2011年1月8日土曜日

XR RIKENON 50mm F2L逆付け三昧でオオイヌノフグリ -2011/01/08お昼のお散歩

OLYMPUS E-620
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

最近はまっている「レンズ逆付け超マクロ」撮影。
今日は、RIKENON 50mm F2Lレンズ逆付けに、初めてエクステンションチューブを併用した「超スーパーマクロ」にチャレンジしました。

比較のために、久しぶりにOM 50mm F3.5マクロレンズも持ち出して。

被写体は、最近お気に入りの「季節外れ、真冬のオオイヌノフグリ」です。
まずは、RIKENONレンズ逆付けで様子見です。

RIKENON50mm, rev.

P1086680
F8, 1/250sec, ISO200

咲いていた花の中でも大ぶりなものでしたが、それでも7,8ミリ程度の大きさだと思います。
F8まで絞っているので、描写も申し分ありません。
ここに、25mmエクステンションチューブをかませてみます。

RIKENON50mm, rev. + 25mm tube

P1086682
F8(?), 1/500sec, ISO400

かなりアップになりました。絞り値の記憶が定かではないのですが、先の写真からISO感度を2倍にして、シャッター速度が半分に速くなっているので、おそらくF8から動かしていないと思われます。
こちらも描写、解像は申し分ないです。

ここで比較のために、同じ花を同じ角度から撮ったOM50mmマクロによる写真を。
まずはノーマルに最近接(23センチ)まで寄ってみます。倍率は1/2倍。35mm版に換算して等倍となります。

OM50mmMacro

P1086685
F8, 1/500sec, ISO400

RIKENONレンズ逆付けの場合とほぼ同じサイズに写っていますので、逆に言うとRIKENON 50mmレンズを逆付けすると1/2倍(等倍相当)まで拡大できる、ということになります。

次に、このマクロレンズに25mmエクステンションチューブをつけて、等倍(35mm版換算で2倍相当)まで拡大してみます。

OM50mmMacro + 25mm tube

P1086687
F16, 1/60sec, ISO400

RIKENON逆付けに25mmチューブをかませたときよりも、やや大きく拡大されています。
ということは、RIKENON逆付け+25mmチューブでは等倍よりやや小さい倍率に?

この点は、もう少し検証してみることにします。
別の花になってしまいますが、RIKENONレンズ逆付けと25mmチューブの組合せをあらためて。

RIKENON50mm, rev. + 25mm tube

P1086700
F16, 1/100sec (-0.7EV), ISO400

これに対して、OMマクロレンズに25mmチューブをかませた場合がこちら。

OM50mmMacro + 25mm tube

P1086698
F16, 1/125sec (-0.7EV), ISO400

・・・おや?ほぼ同じサイズに写っていますね。
これは、(記憶が定かではありませんが)レンズのヘリコイド繰り出しが違っているためと思われます。(あらためて写真を含め記事として投稿しましたので、詳しくはこちらをご覧ください)

最初の写真では、エクステンションチューブなしで撮ったときの最大繰り出し状態にそのままチューブを足したので、やや長い延長となっています。
それに対してあとの写真では、ピント位置は無限遠、つまり最も引き込んだ状態です。この数ミリの伸縮が、わずかな拡大率変化を引き起こしていると考えられます。

したがって、こちらのほうが本来の等倍(換算2倍)のサイズとなります。こうしてみると、RIKENONレンズ逆付けのときも、そのままでは1/2倍(等倍)、25mmチューブを使えば等倍(2倍)で撮影できるということのようです。

このときは、さらに14mmのチューブも持ってきていましたので、2個連結してみました。


RIKENON50mm rev. + 14+25mm tube

P1086697
F16, 1/125sec (-0.7EV), ISO400

チューブなしから25mmチューブをかませたときの変化に比べると、それほど大きくは拡大されないようです。

ここまで来ると、65-116mmエクステンションチューブを登場させたくなってきますね。
そのときには、手持ち撮影は無理かもしれませんが。

最後に、本日のベストショットはこの一枚。


RIKENON50mm rev. + 14+25mm tube

P1086693
F4, 1/250sec (-0.3EV), ISO400

上と同じ花を、別の角度から狙ってみたものです。
F8や16まで絞ると、光学ファインダーでのピント合わせはかなり辛くなります。
F4が限度かもしれません。(被写体の種類や明るさなどの条件によると思いますが)

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