2011年9月11日日曜日

E-620用縦グリHLD-5

私が所有するE-620用のパワーバッテリーホルダー、いわゆる「縦グリ」。



今年7月に購入以来、ほぼつけっぱなしの状態です。

心配していた「ごつさ」「重さ」はさほど気にならず、バッテリー切れを心配せずに使えるメリットは大きいです。
しかし、パーフェクトで不満ゼロかというと、そういうわけでもないのが人情。

特に、縦位置グリップとして使うときに少々違和感があるのが困りもの。
まず、もともと本体のデザインとして横位置撮影のときに握ることとなるグリップの形状と、縦位置にしたときに握る「縦グリ」のグリップの形が違っている点。
そして、シャッターボタンの位置が変わる点。最初使い始めた頃は、よくファインダーを覗こうとしてずいぶん上のほうに目をあててしまい、「あれ?何も見えないぞ」というギャグみたいなことがちょくちょくありました。
今はだいたい慣れましたが・・・

そんな中、先日SONYのα77のインターネット記事を見ていて「おお!(@o@)」となったのが、その縦グリのデザインです。
>>>こちら(impress デジカメwatchのページより)


縦位置にしても、まったくグリップ感とシャッターボタン位置が変わらない究極のデザイン!
HLD-5もこんな感じだったらいいのに!!

2011年9月10日土曜日

久しぶりのOM 28mm F2.8マクロ撮影 -2011/09/10青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

今日はお昼前から、2週間ぶりに行く青葉の森です。
2週間前に出会ったボタンヅルの花のその後を見るために、三居沢入り口から上がっていくルートを選択。

結局は、まさに直前!市の職員の方による草刈りで、すっかりきれいになっており、花または実を見ることはできませんでした。(ちょっとねばって探してみたのですが・・・残念)

今回は、本当に久しぶりにOM 28mm F2.8レンズを持ち出しました。
E-420とコンビのRICOH XR RIKENON 50mm F2を持っていったので、OM 50mm F1.8やOM 50mm F3.5マクロレンズはお留守番。
望遠マクロとしてOM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5とOM AUTO-EXTENSION TUBE 65-116mmのコンビも持っていきました。

28mmレンズでシャッターを切ったのはわずか9枚。被写体はカノツメソウです。今年の8月7日にもやはり三居沢ちかくの青葉の森でチャレンジしていました(そのときの記事は>>>こちら)。その中でボツにならずに使えそうなのは2枚、ほんとうに人に見せられるのは1枚だけという結果に。
でも、全滅でなかっただけでもラッキーですね。いまいちだけれど辛うじて、の1枚はこちら。

E-620, P9105924
逆付け
F5.6か8, 1/100sec (内蔵フラッシュ1/64), ISO100

縦位置のアングルで撮ったので、内蔵フラッシュの光は右側面から当たります。
なんだか目障りな影ができてしまいました。

今日なんとか見せられる1枚はこちらです。
E-620, P9105926
逆付け
F5.6か8, 1/100sec (内蔵フラッシュ1/64), ISO100

この写真では横位置にしたので、フラッシュの光は真上から当たることになり、ちょうどよい角度で花が照らされたのでとてもクリアに写すことができました。

細胞のひとつひとつ、そしてめしべの付け根、子房(?)にはプツプツと蜜(だと思います)が見えます。やはりOM 28mm F2.8を絞ってフラッシュ!のマクロ撮影ではすばらしい解像が得られますね。
【後日追記】この写真はフォトパスにも投稿しています>>>こちら

【蛇足情報】
今回は、E-620(縦グリつき)と組み合わせて使用しましたが、レンズがとてもコンパクトなだけにちょっとやりづらかったです。
エクステンションチューブをかましていれば、レンズが長くなるので多少ましになるのでしょうが・・・
最近、E-420がRIKENONレンズ専用機のようになってしまっているので、OMレンズはどれもみなE-620と組み合わせて使うことが多いです。
縦グリをつけたボディは、軽いとはいえいくらか重量が増え、ボリュームも大きくなりますから、とくにコンパクトなOMレンズを使おうとすると、その重量と大きさのギャップが意外に大きいです。
E-5とその縦グリHLD-4の組合せではさらに違和感が増すことになりそうです。
やっぱり、小さなOMレンズには軽くてコンパクトなE-420が今の私にはベストチョイスです。

2011年9月8日木曜日

「寄り」と「引き」 -2011/08/28青葉の森(ヒメキンミズヒキ)

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

OLYMPUS E-620
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

先日、「絞りと被写界深度の微妙な関係」記事でも取り上げたヒメキンミズヒキの花。じつはとても小さな花です。

マクロで花ひとつにぐーっと寄ると、普段の目線や視界では気づかないような造形のディテールが見えてきてとても面白いのですが、「そもそもこの花、どんなところに、どんな風に咲いているの?」

花の時期になると、青葉の森では当たり前のようにどこにでも咲いています。
もちろん、「引き」で周囲の状況も記録しています。

いくつか異なる焦点距離のレンズで撮影したヒメキンミズヒキの写真は、Fotopusに投稿していますのでよろしかったらご覧ください。
「森のキンミズヒキ」投稿写真は【こちら】

かなりまばらに、しかも細長い茎にポツポツと咲くヒメキンミズヒキを引きで撮るには、構図をまとめるのに大変苦労します。

E-620, P8135341
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
F4.5, 1/200sec (-0.3EV), ISO400

E-620, P8135342
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
F4.5, 1/160sec (-0.3EV), ISO400

望遠レンズで撮ると、圧縮効果で画面内にたくさんのヒメキンミズヒキを入れることができます。その中のどれにピントを持っていくかが重要かつたいへん難しくなってきますね。
P8135341のほうは、散策路も背景に取り込んで、花が咲いている状況を説明するために撮ったものです。
写っている花をより解像度よく捉えるには、もう少し絞ったほうがよいのかもしれませんが、そうすると背景がうるさくなってしまいます。兼ね合いが難しいです。

E-420とRIKENON50mmレンズの組合せでも撮っています。

E-420, P8136132
OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
F4, 1/200sec (-0.7EV), ISO400

手前の散策路からすこし距離を置いて、道に平行にずらっと並んでいる様子がわかると思います。さらに奥は木が生えている林です。

ヒメキンミズヒキは茎の先に花がずらっと並んでいます(花穂といいます)が、一斉に咲くわけではなく下から順に先のほうへ向かって咲いていきます。
ですので、先にある花が咲いているときには、付け根のほうの花は終わって実になっていくのです。花として見栄えがするのはやはり花穂の先の花が開いているときなのでしょうが、なかなかタイミングが難しいです。

2011年9月7日水曜日

ヤマザクラの葉 -2011/08/27青葉の森

OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

8月27日(土)の青葉の森での撮影は、先の記事でも述べたとおり「ヤマジノホトトギス」が主役でした。

森の中を歩いていると、薄暗い散策路の向こうにヤマザクラの木が一本、見えてきました。
ふつうは、ひろがった枝の先につく葉ですが、幹に直接ついている葉をみつけました。しかもいい具合に虫喰い、さらに木漏れ日を受けて輝いています。

・・・これは逃す手はない!

E-420, P8276249
F4, 1/125sec (-0.7EV), ISO400

いい感じに仕上がったのですが、葉の右側がピンぼけになってしまいました。葉をななめから撮ったためです。厳密に正面から撮っていれば葉の全面にピントが来ていたのに・・・残念。
絞りをもう少し絞るという手もありますが、それだと背景の木々がよりはっきり写ってしまい、うるさくなってしまうのでF4が限界でしょう。
もし、きっちりと葉全面が合焦する方向からレンズを向けることができたら、絞り開放にしても良いくらいのシチュエーションですね。

木の下に回り込み、下から見上げると今度は明るい空が背景に。

E-420, P8276254
F4, 1/100sec (-0.7EV), ISO400

残念ながらかなりの前ピンになってしまい、手前の木の幹にピントが来ています。
これもうまくアングルを調整できれば、絞りを開放にして背景のボケを六角形ではなく、完全な丸ボケにしてみたいところでした。

しかし、ヤマザクラを楽しめるのは5月~6月の花の時期だけではないということがわかった、という点で貴重な発見です。

ヤマジノホトトギス(RIKENONバージョン) -2011/08/27(土)青葉の森

OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

去る8月27日(土)、2週間ぶりに青葉の森へ行きました。
この日のターゲットはずばり!「ヤマジノホトトギス」です。

しかも、アップで見ると意外とグロテスクなこの花ですが、RIKENONのほんわかムードでうまくまとめられないかと目論んでの撮影です。
撮ってみたら、やっぱり思った通り!いい仕上がりです。

写真のほうは、フォトパスに投稿したアルバム作品をご覧ください。>こちら
・・・と、それだけでは寂しいので、いくつかここに披露いたします。



E-420, P8276191
 riverse
PENTAX K CLOSE-UP RING No.3 (28.5mm)
F4, 1/40sec (+0.7EV), ISO400

キリッとピントのあった部分がまったくありませんが、雰囲気は出ていると思います。
撮影中、ハチがやってきて蜜をなめ始めましたので、それも撮りました。しかし・・・



E-420, P8276202
 reverse
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1+2+3 (57mm)
F2開放, 1/15sec, ISO400

どアップを狙って、ありったけの接写リングを連結し、さらに逆付けまでしてしまっていたので露出が暗くなってしまって、絞る余地がありませんでした。
開放でもシャッター速度はなんと1/15秒!ぎりぎりです(すでにアウト?)
接写リングを外す余裕もなく、そのまま撮るしかありませんでした。

でも、若干の被写体ブレはあるもののピントはまずまずではないでしょうか。
ハチさんは、花のまわりをぐるぐる歩き回りながら、付け根にあたまを突っ込んで蜜をなめていました。

つぼみが開き始める、そんな花もRIKENONアップで狙います。
さすがに、影になって暗いので、ある程度絞った上で内蔵フラッシュを焚きました。



E-420, P8276222
 reverse

PENTAX K CLOSE-UP RING No.1+2+3 (57mm)
F4, 1/100sec(内蔵フラッシュ使用、光量1/64), ISO400

右側には、先に開いた花がいます。隠れるようにひっそり、開くのを待つつぼみです。
ディテールをきっちり出すためには、もっと絞ってF8あたりにするべきだったかもしれません。
でも、少し絞っただけでずいぶん「ほんわか」感が影を潜め、RIKENON本来の「カッチリ」感が出てきます。

さて、こうやってE-420, RIKENON 50mm F2Lコンビによる「ほわほわ写真」撮影は進んでいきましたが・・・
もちろん、OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5とE-620とのコンビでの「カッチリ」も抜かりはありません。
もし、「ヤマジノホトトギスってどんな花?RIKENONのぼんやり写真だけじゃわからない!」という方には、こちらもフォトパスに投稿した作品をご用意させていただいておりますので、こちらをご覧になりお確かめください。
こちら

また、昨年もヤマジノホトトギスを撮っていて、このブログでも記事にしましたのでよろしければ
2010年9月11日付「青葉の森でフラッシュ初挑戦(ヤマジノホトトギス)」の記事

おお、そういえばあのころ、フラッシュ(FL-36R)を買って、森での撮影に使ってみたりしていたんだった・・・今はぜんぜん使ってないなあ

そのときフォトパスに投稿したヤマジノホトトギスの写真はこちらです。

~~~
ちなみに、ホトトギスの仲間はほかにもたくさんあるようです。
この、ヤマジノホトトギスとは別に「ヤマホトトギス」というのもいるみたいです。
ややこしいですね。

2011年9月5日月曜日

絞りと被写界深度の微妙な関係(ヒメキンミズヒキ) -2011/08/28青葉の森

OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

8月28日(日)の青葉の森での撮影は、ショット数も滞在時間も少なかったのですがいろいろと収穫が多く、けっこう楽しみました。

今回の話題は、絞りをかえることによる被写界深度への影響についてです。
これまで何度も触れてきた話題ですが・・・

撮影においては、いずれもRIKENON 50mm F2Lを逆付けしてPENTAX K接写リングNo.3 (28.5mm)を装着するという条件が共通です。

まず、絞りを開放にして撮ってみたのが次の写真。

E-420, P8286297
F2開放, 1/80sec, ISO400
フラッシュを焚かず、自然光のみで撮りました。
少し薄暗い森の中に浮かんだ黄色い花が、幻想的な雰囲気を出しています。

しかし、ピントがどこにきているのか、ぱっと見ではわかりにくいです。
実は、右に伸びた花びらの付け根あたりに来ているのですが、合焦部分の位置も微妙ですし、画面の大部分がピンぼけ状態で、じっくりよく見ると・・・残念ながら失敗作といわれてしまいそうです。

続いて、絞りをF4にしたときの写真。

E-420, P8286299
F4, 1/100sec (内蔵フラッシュを光量1/64に絞って照射), ISO400

F4まで絞ると、かなり合焦感が増してきます。
上に伸びたしべの先がクッキリ写っています。
しかし、これでもまだピンぼけ部分が多すぎるような気がします。

ちなみに、この写真は内蔵フラッシュを焚いています。
フラッシュなしでも1枚撮ってみたのですが、シャッター速度が1/15秒まで遅くなってしまい、さすがに手持ち撮影では手ブレが避けられませんでした。

さて、もう一息絞ってみましょう。

E-420, P8286300
F8, 1/100sec(内蔵フラッシュを光量1/64に絞って照射), ISO400

実は、絞りを開けて撮った写真ではボケてしまってわかりませんでしたが、花の真ん中にぼんぼりのついた2つのめしべがあったのです。
このめしべの先にピントを合わせて撮ってみました。すると、花びらの合焦具合、手前側のおしべの先のクッキリ感が出て、いい感じになりました。

この構図、この被写体では、ここまで絞るのがよかったということでしょう。
ただし、フラッシュの光量を絞りすぎたようで、全体に露出不足になってしまいました。RAW現像のときにかなり強引に持ち上げたので、少しノイズが目立ってしまっています。

そのままフラッシュ光量を上げると、コントラストが強くなりすぎたかもしれません。ディフューザーでやわらげてやれば最適な写りになったでしょう。少し心残りです。

やはり、レンズを逆付けした上に接写リングを使うなど拡大率が高い条件での撮影においては、ある程度絞り込むことも大切でしょう。
特に今回のように、とびだすしべなどがあるなどかなり立体的な被写体の場合には重要です。

・・・とはいっても、F8まで絞ってしまうと、わざわざRIKENONを逆付けして接写リングまで入れ、アップで撮る意味が薄れてしまいますね(OM 50mm F3.5マクロにエクステンションチューブ25mmでもかましてF8に絞れば、同等のカッチリ写真は撮れます)。
でも、近接撮影用に設計されたマクロレンズでなくても同様の写真が撮れるという意味では、驚異のレンズといえますが。

比較的フラット、平面的な被写体の場合は、あえて絞りを開ける必要がある場合でも対応できそうですが、そのときは面全体にピントが来るように、カメラ位置とレンズの向きの調整を慎重に行う必要があるでしょう。

クロケシツブチョッキリ? -2011/08/28青葉の森

OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

先日投稿した記事で話題にしたボタンヅルのすぐ脇で、黒い小さな虫を見つけました。
黒く光沢のある身体は魅力的です。

E-420, P8286330
PENTAX K CLOSE-UP RING No.3 (28.5mm)使用
F4, 1/80sec (+0.3EV), ISO400

E-420, P8286332
PENTAX K CLOSE-UP RING No.3 (28.5mm)使用
F4, 1/100sec (+0.3EV), ISO400

上の写真は若干前ピン、下の写真は少し手ブレが入ってしまいました。残念。

調べてみたところ、たぶんクロケシツブチョッキリというゾウムシの仲間なのではないかと思われます。
クロケシツブチョッキリは、園芸の世界では目の敵にされているようで、バラなどの害虫として扱われるWebページがわんさかヒットしました。

たしかに、この虫が乗っている葉もバラ科のもののような・・・
なにやら征服した感も漂うこの出で立ち。

庭に植えられた花に悪さ(といってもこれは人間側からの一方的な見方に過ぎず、彼らにとってはごくあたりまえの日常活動なのでしょうが)するのは困ったものですが、森の中ではただただ自由に生きる美しい昆虫なのです。