2012年3月4日日曜日

ホツツジの実 -2012/01/15青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

ちょっとここのところ、季節をさかのぼっていましたので
再び戻して(といってもまだ2ヶ月近く前の話なのですが)、1月15日に訪れた雪の青葉山。

1月には、8日、9日、15日、そして29日と、計4回出かけていますが、そのうち9日と15日には「こもれび広場」の駐車場からトイレの裏側に入っていく、通称「チゴユリのみち」を通るルートで歩きました。
9日のときには、旧「わんぱく広場」のほうへ降りていって、そこからチゴユリのみちへ入ったので、ほとんど帰り道のついでという感じでした。

それに対して15日は、チゴユリのみちのみ!(雪が積もっていたから、ということもありますが)ルートを絞り込み、じっくり周りを観察しながら歩きました。

特に、周りに雪が積もると地面の落ち葉や土が完全に白く覆われて、そこから顔を出している草や木が(当然枯れていたり、葉を落として枝だけになっていたりですが)茶色い背景に溶け込むことなく、よく見えます。

花も咲いていないこんな季節の、しかも雪が積もって足もとがよくない状況では、よほどの物好きでない限り森に入ることはないでしょうから、ゆっくり観察しながら歩いてまわることができます。

さて、今回の主役は「ホツツジ」です。
実はこれも撮影当初は名前がわからず、先日ようやく教えていただいてわかった次第です。

きれいに咲いている花は、なんとか自力で検索できるのですが、枯れたあとの実とかタネなどは、なかなか手がかりがつかめず、まして重要な判定アイテムの「葉」がくしゃくしゃになっていたり完全に落ちきっていたりというものが多いので、じつに難しいです。

今回のホツツジは、「こもれび広場」駐車場横にあるトイレの横から「チゴユリのみち」を降りていってすぐのところです。比較的平坦なみちが、沢に向かって急に傾斜がきつくなるすこし手前・・・だったと思います。


E-620, P1153279
60.0mm(120.0mm相当)でF5.6, 1/500sec (+2.0EV), ISO400

細い枝が枝分かれして広がっている低い木の、その細い枝の先に、さらに細い茎(?)が上を向き、実が鈴なりになっています。
ちょうど開けた場所で、冬の午後の弱い日差しに照らされ、背景の雪の白がかなり強いので、思い切って2段ぶん露出オーバーに補正して撮りました。

E-620, P1153284
60.0mm(120.0mm相当)で
F5.6, 1/1250sec (+0.7EV), ISO400

神社やなんかで「シャン、シャン」と振る鈴(神楽鈴)みたいです。

E-620, P1153278
54.0mm(108mm相当)で
F5.6, 1/640sec (+1.0EV), ISO400

やはり、細い枝の先でさらに細い実の束ですから、コキッと曲がっているものも。
中には、折れてしまって辛うじてぶら下がっているものもありました。

E-620, P1153280
27.0mm(54.0mm相当)で
F5.6, 1/500sec (+0.7EV), ISO400

全貌はこんな感じです。
背景に林がきてしまったので、ちょっとわかりにくいですね。
もう少し考えて撮ればよかったです。
向かって左後方から日が照っていたので、自分の影が入らないように気を遣いすぎて、背景にまで気が回りませんでした。残念。

ホツツジの花を検索して見てみると、なんだか見覚えのある花でした。
おそらく夏ごろあたりに何枚か撮影していたかもしれません。
(かなり終わりかけの時期で、あまり美しくなかったような記憶が・・・気合いを入れて撮っていなかった可能性が高いので、披露できるかどうかは微妙なところです)

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