2011年11月13日日曜日

リンドウ? -2011/11/05青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

先週11月5日(土)に訪ねた青葉の森では、E-620が大変なアクシデントに見舞われ、記憶に残る日となりました。
事故現場は旧わんぱく広場下の沢沿いに歩いているときでしたので、足取りも重く意気消沈の状態で沢沿いを進みます。

事故のあと、なんとか撮影は可能だったので
沢わき(わんぱく広場の崖の真下)の平地でドクベニタケを、わんぱく広場に上がってキッコウハグマを撮り、さらに歩いて花木広場のほうへ。

広場の沢側には、淡い紫色の花がいくつか咲いているエリアがありました。周辺を歩いてみましたが、極限られた範囲で咲いているようでした。


E-620, PB057327
 F5.6, 1/80sec (+0.3EV), ISO400

細長い葉が2枚ペアで向かい合わせに(これを「対生」というそうです。ちなみに1枚ずつ互い違いについている場合は「互生」といいます)。
茎はわりとひょろっとしています。この写真ではきちんと立っていますが、なかには重さに耐えきれないからか、地面を這うように横に伸びているものもありました。
でも、花はどの株も上を向いていました。

花の色は、もう少し淡いピンクのような紫だったのですが、写真に撮るとどうしてもブルーのように写ってしまいます。同じような色のスミレの花のときも同じ現象が起きましたが、人間の視覚とカメラの撮像センサーの違いが如実に出る色合いなのかもしれません。

スミレのときは画像処理で見たときの印象に近い色合いを出そうと努力したりしてみましたが、今回は見た目とはかなり違う色合いのまま調整していません。

開いた花を覗き込んで中を見てみると、いくつかの違ったパターンがありました。

おしべが真ん中に集まって束になっているもの
E-620, PB057341

F5.6, 1/50sec (-0.7EV), ISO400

これはおそらく、若い花なのではないかと思います。

おしべがひろがって、ツボのようになった花の内壁についているもの
E-620, PB057329
F5.6, 1/60sec (+0.3EV), ISO400

これは花としては終盤にさしかかっている?

そして(おそらく)子房が膨らんで外からも見えるようになっているもの
E-620, PB057338

F5.6, 1/50sec (-0.7EV), ISO400

このリンドウは、茎が地面を這い、先の花が付いているところだけ上を向いていました。

~~~
最初にこの花たちを見たときは、「リンドウに似ている花だなあ」と思っていました。
私のリンドウに対するイメージは、もっとがっしりしていて花がたくさんついているものでしたので、ここにいる花たちはいかにもひ弱でひょろひょろ、花もひとつしかついておらず、別の種類だという印象を持ったのです。

このあたりは日当たりが決して良いわけではないので、もしかしたら日照不足でひょろひょろに、そして花も一株にひとつしかつけられなかったのかもしれません。

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