2011年11月12日土曜日

今年のキッコウハグマを振り返る~その3 -2011/11/12青葉の森

今年のキッコウハグマを振り返る、その第3回です・・・が、これが最終回になってしまいます。
もっと写真を撮っていたと思っていたのですが、意外と撮っていませんでした。

10月10日にも青葉の森には足を運んだのですが、いたるところでキッコウハグマに出会うものの、みなつぼみのままだったので特にレンズを向けることもなかったのかもしれません。
10月1日に訪れたときに何枚か撮っていた、ということもあるかも。

第1回のときに披露した、スギヒラタケとのツーショット、もう一回くらい撮っていたかと思ったのですが、シャッターは切っていませんでした。残念。

さて、最終回は本日11月12日です。
午後の2時間ほど、森の中を歩きました。


持ち込んだ機材は
OLYMPUS E-420ボディ
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD 望遠ズームレンズ
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
OLYMPUS Electronic Flash FL-36R
でした。

11月5日に来たときにはぽつぽつと咲いていたキッコウハグマでしたが、残念ながら花期をほぼ終了していました。

でも、せっかくなのでふさふさの出たキッコウハグマを撮ってみることに。
OM 135mmマクロとZD50-200mmズームで撮り比べしてみました。

まずはOMレンズのほうから。


E-420, PB128313
 OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
F4.5開放, 1/100sec (with 内蔵flash & FL-36R), ISO100

ちょっと左側が詰まりすぎたフレーミングになってしまいましたが、なかなかの写りです。
いま、E-620が修理のための見積もりに出されていて手元にないので、E-420ボディひとつだけでの撮影なのですが、「E-420ボディにOM 135mm F4.5マクロレンズ」という組合せは初めてです。
E-620が戻ってきたら、また同じような状況にならない限り二度と実現しないかもしれません。
その意味では貴重な写真(?)といえるかもしれません。

次に、ZD 50-200mmズームレンズで。



E-420, PB128311
 OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
F4.5, 1/180sec (with 内蔵flash & FL-36R), ISO100

比較のために、同じ焦点距離と絞りに設定しようとしたのですが、焦点距離はうまく135mmにすることができず117mmになってしまいました・・・
その場でズームレンズの「現在の焦点距離」を表示させることはできないものでしょうか?

これら2枚の写真はいずれも、内蔵フラッシュを光量1/64に絞って焚き、RC(リモートコントロール)モードにしたFL-36Rにディフューザーをつけて、向かって右側からTTLオート発光させています。
写真をよく見ると、地面に近い葉の右側にわりと濃い影がクッキリとできています。
比較のために、フラッシュを使用せず自然光だけで撮影した写真も披露します。



E-420, PB128313
 ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
F4.0, 1/3sec, ISO100

かなり明るい雰囲気になりました。
このときは午後3時半過ぎで、けっこう薄暗くなっていたのですが。
強い影も出ないので、全体的にフラットな感じになっています。
このキッコウハグマ、まだつぼみがついているように見えますが、これはおそらく閉鎖花といって開くことなく中で自己受粉している花と思われます。

てっぺんあたりにいくつかある、ふさふさになっているのが花が咲き終わったものです。

やはりデジタル用レンズだけあって、さすがの写りです。

しかし、
OM 135mm F4.5マクロレンズもなかなか健闘しました。

この写真では、50-200ズームでも十分対応できる、1.2m以上の距離をおいていますのでマクロ撮影というわけではなく、OMマクロレンズでも長さ可変のOM 65-116mmエクステンションチューブをほとんど伸ばしていない状態での撮影条件でしたので、もっとクローズアップするような場合は、このレンズならではの出番となることでしょう。

もっとも、後々ZDレンズ用のエクステンションチューブ、EX-25を導入したならば、50-200レンズでも50mm広角端で35mm判換算等倍までのマクロ撮影が可能になります。こうなってくると、OMマクロレンズの出番が大幅に奪われることになってしまうかも・・・

OM非マクロレンズに長いエクステンションチューブをつけて絞りを出来る限り開け、デジタルレンズでは出せない雰囲気を狙う、という場面ではまだ活躍の場は十分残されているでしょうが。

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