OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
青葉の森では、さまざまなスミレを見ることができます。
咲く時期が早いもの遅いもの、花期が長いもの短いものと様々で、がんばっても一週間に一度というインターバルでは、ベストのタイミングを逃すこともしょっちゅうです。
こもれび広場からこもれびのみちを降りていき、花木広場への入り口あたりの斜面は日当たりもよく、スミレがたくさん咲くポイントのひとつです。
フモトスミレが多いのですが、ときどきシハイスミレが見られます。
去年の連休前に、はじめて紫の花をみつけ、「シハイスミレかヒナスミレか」と悩んだりしましたが、今年はもう少し早いタイミングで出会うことができたので、じっくり観察してみます。
E-M1, P4112111 |
あまりいいシチュエーションではないですが、なかなかいい花がないので・・・
葉の形を見れば、先がそれほど尖っていないしギザギザもあまりない・・・やはりヒナスミレの可能性はないでしょうか。
E-M1, P4112112 |
花を真横から。
脇には、シハイスミレの名の由来である「紫背(葉の裏側が紫色)」がよく見えます。
この花を、回り込んで正面から。
E-M1, P4112113 |
丸みを帯びた上弁、あまり開かない側弁、しゅっと尖った唇弁(下弁)。
花の色はちょっと薄めの赤紫色。
青葉山ではいたるところで見られるマキノスミレは、このシハイスミレの変種ですので、さすがによく似ています。マキノスミレは、葉が細長く、花より高く掲げて上向きに突き刺すようになっているという違いがあります。
シハイスミレ、マキノスミレの花には側弁の内側は「無毛」、ヒナスミレのほうは「有毛」という違いがあるといいますが・・・
この写真をトリミングして等倍で見てみると、
P4112113, trimmed 1600x1200 |
側弁に短い毛が?
・・・ピントが合っていないのが残念です。
まだまだ追跡が必要かもしれません。
3月末から4月は、年度替わりの時期でもあってなかなかゆっくり青葉の森を歩くこともできないのがつらいところですが。
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