21日(日)に、東北大学川内キャンパスのロータリー周辺へ行き、紅葉の写真を撮っていました。
手持ちが主体のモードに移り、三脚が邪魔になってきて、つい脇に置いたのが運の尽き。
30分ほどあちこちを徘徊してシャッターを切り、さあ車に戻ろうか・・・と、ふと気づくと
手にも肩にも三脚がない!
ああ、あのときに置いたままだ!
と、急いで現場へ戻ってみると、ほんの30分ほど(ほんのか?)のうちに、三脚の姿は影も形も・・・
6月の悪夢が再びよみがえってきました。
片平キャンパス、いつものフィールドで、機嫌良く小さな花など撮っていました。
その時期、雨が降った後にできた水たまりが、結構長期にわたって干上がることなく小さな池のようになっていました。
そこにかえるが卵を産み付け、おたまじゃくしに。
しかしその後なかなか雨が降らず、日を追うごとに水たまりは小さくなっていました。
最後に、この水たまりを撮っておこうと手持ちに切り替えたとき、三脚を脇に置いて・・・
すっかり忘れて帰ってしまい、次の日に気づいて北門の守衛さんに聞いてみたのですが、三脚の落とし物は届いていないと。
買ってからわずか数ヶ月、同じ三脚をもういちど買うことに。
約3万5千円でした。
また同じ三脚をいま買うとなれば・・・
いま、E-5を買うかどうするか!コンパクトカメラを新しくするかどうするか!なんて悩んでいたのに、すべて一気に吹っ飛んでしまう出来事。
これは大変です。
でも、一縷の望みを西公園にある大町交番に託して、22日(月)、お昼の写真タイムを三脚捜索散歩タイムに切り替えて向かいました。
「川内から一番近い交番といっても、歩いて10分くらいはかかる距離だし、届いているはずないよなあ」なんて、ほとんど期待感ゼロ(でも完全にゼロでないから確かめに行くんですが)。
「落とし物が届いていないかお聞きしたくて来たのですが・・・」
「それはなんですか?」
「あの~、これくらいのカメラ用の三脚なんですけど」
「・・・、ああ、あれか?」と顔を見合わせる二人のおまわりさん。
「めったに届くものじゃないから、たぶんそれだと思いますよ」
「ええ?!ほんとうですか?」
「昨日書類作って、中央署に持っていってますけど、確認とってみます?」
「ぜひ!」
ということで、さらに中央署へ向かい、会計係というところで
「さきほど、大町交番から連絡があったと思うんですが・・・さんきゃく・・・」
「ああ、これですがあなたのものですか?」
「おお、まちがいなく」
ということで、無事私のもとへ還ってきてくれたのでした。
ちなみに、拾ってくれた人は「謝礼はいいから」と名乗らなかったそうで、結局わからずじまいでしたが。
置き忘れたとき、まわりには結構人がいて、カメラを構えている人も多かったので、見れば絶対わかるカーボン三脚を、我がものにせず交番に届けてくれる人なんていないと思っていましたので、感激もひとしおでした。
しかし、それにしてもなんて学習能力のない私なんでしょう・・・
2010年11月23日火曜日
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