2010年12月6日月曜日

28mmでパンフォーカス撮影? -2010/12/05片平キャンパス(金研裏)

OLYMPUS E-620
TAMRON SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (176A)

12月5日、久しぶりに引っ張り出してきて紅葉撮影で使い、意外に(失礼)イケてることを再認識したTamronの28-105mmズームレンズ。(記事はこちら

実は、金研裏の駐車場に生えているモミジの木がけっこういい味出していたので、28mm広角端でパンフォーカス撮影を試みてみたのです。

PC055867, 1/100sec
PC055868, 1/200sec
















絞りはF16。最初開放にして遠くにある葉のあたりにピントを合わせた後、ぐぐっと絞って撮りました。
結果は・・・

一応、手前から奥までピントが来ていて成功といえると思います。
ただし、絞りすぎたからか、なんだか光っている葉のまわりがにじんでいます。木の幹の肌も荒れている感じ。
後者のほうは、シャッター速度を稼ぐためにISO400まで感度を上げたことも一因となっている可能性がありますが。

絞りを絞りすぎると、入る光量は少なくなります。そして絞り込まれた絞り羽根の縁で光が散乱され、レンズないで乱反射したりして、かえってぼんやりした印象の画になってしまうのだと思います。

これをOM 28mm F2.8レンズで試せば、もしかしたらぐっと絞っても解像感を落とさずに撮影できるかもしれません。
三脚を使って、なるべくISO設定を上げることなく撮る環境を整えれば、あるいは・・・なんて期待してしまいますが、オリンパスのWebページ(ここ)では、OMレンズをE-シリーズで使用する際の推奨F値が示されており、それによればOM 28mm F2.8レンズの推奨値はF5.6~8とのことです。

あまり絞りすぎた設定での撮影は、OMレンズでは難しいのかもしれません。

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