2010年12月26日日曜日

RIKENONレンズでのマクロ撮影考

XR RIKENONレンズ復活は、とてもうれしい出来事でした。
昨日の50mm F2Lを使ったテスト撮影も期待以上で、あえてKマウントアダプターを購入した甲斐がありました。

さて、実際に使ってみてこれだけイイ感触が得られると、次はやはりマクロで使ってみたくなります。現在持っているツールは、OMマウント用のエクステンションチューブとKenkoのクローズアップレンズ。

OMマウントにKマウントレンズを取り付けるアダプターはありませんので、OM用のグッズはそのままでは使えません。クローズアップレンズが一番手っ取り早いですが、50mmF2Lレンズのフィルター径52mmに装着するためにはステップアップリングが必要です。

PENTAXから、Kマウント用に中間リングとヘリコイド中間リングが出ていますが、ちょっとイイ値段がするのと、Kマウント用とOMマウント用、2系統のリングを全部持ち歩くのは気が進みません。

そこで今、注目しているのはレンズの逆付けです。
リバースアダプターとしていくつか出回っています。PENTAXからもKマウント用のものが出ています。
これは、レンズのマウントをボディに取り付けるのではなく、フィルターねじを使って逆向けに装着するためのアダプターです。
Kマウント用のものを手に入れれば、50mmレンズのフィルターねじにこれを常駐して、いつでも順付け、逆付けをかんたんに切り替えて使うことができます。

しかしこのアダプター、定価7千円、実勢5千5百円ほどします。
K-4/3アダプターにすでに1万5千円ほど投資していますので、あまり出費がかさむのはどうか・・・
ヨドバシカメラのポイントが溜まったら、そのとき考えてみることにします。

さて、XR RIKENON 135mm F2.8のほうですが、まだ試写もしていない段階でこんなことを心配するのは勇み足かもしれませんが、ちょっと望遠マクロレンズとして使ってみたい気持ちがあります。

ちなみに、OM 135mm F4.5マクロの場合、OMオートエクステンションチューブ65-116mmを使っていっぱいに伸ばす(つまり116mmにする)と、0.5倍(実質等倍)まで行けます。
このレンズは無限遠も出せるので、そのときのコンディションであるチューブ最短(65mm)から考えると、約50mmせり出せば0.5倍まで到達するということになります。

では、このRIKENON135/2.8レンズに50mm程度の延長チューブをかませればよいということになりますね。
OM用のエクステンションチューブ25mmが2個あるので、これを使って・・・あるいは65-116mmチューブに・・・
OMのボディーキャップとKマウントのキャップに穴を開けてくっつければ、簡易的なマウントアダプターが作れて、これらOMマクログッズに便乗することが可能なのでは・・・

OM135mmマクロ320g、65-116mmチューブ本体325g、三脚座100gで合計745g。
RIKENON135mmレンズは440g。

OM 135mm F4.5を通常の望遠レンズと見れば、RIKENONのほうが断然軽くて操作性もよく、明るいというメリットが活かせると思いますが、望遠マクロとして使うには、やはり無理がありそうですね。あとは絞り開放での画質がどれくらい使えるか次第というところもありますが。

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