早速このアダプターを介して、50mm F2 L レンズをE-420に装着してみます。
E-620+ZD14-42 with flash |
なかなかの見栄えです。
これはXR RIKENON 50mm F2 L です。
アダプターは、近代インターナショナル社製のものを購入しました。
もっと安いもの(Yahoo!ショッピングで購入可能な八仙堂のものなど)もありますが、安全性を考慮してこちらをチョイス。
Kマウントレンズを4/3ボディに取り付けようとすると、レンズのうしろの絞り調整用レバー突起が干渉してしまうのですが、八仙堂では「レンズうしろの出っ張りを一部カットせよ」という強気の仕様になっています。
今回購入した近代インターナショナルのものは、レンズを約45度回転した向きに装着させることによって干渉を回避する作りになっており、良心的です。
E-620+Tamron176A |
Tamron 28-105mmズームを望遠端105mmで、少し絞ってF4で撮ろうとしたらシャッター速度が1/8秒になってしまい、かなりブレていますがご了承ください。
アダプターの空き箱と一緒に置いてあるのはレンズキャップなのですが、柔らかめのプラスチックでできており、タッパーのフタのようにまさに「フタをする」というものです。
当初、これがなんだか「ちゃっちい」気がして、どうしても「安物」の印象が拭えませんでした。
E-620+ZD14-42 with flash |
取り扱いも、かなり手荒だったような記憶があります。よく見ると、レンズ表面には細かい傷がいっぱいあります。
レンズのパーツはかなりの部分にプラスチックが使われています。しかもつるつるで、見るからに「安っぽい」感じがします。
E-620+Tamron176A |
さすがにOM50mmF1.8ほどコンパクトではありませんが、一回り大きいぶんだけ余計に、プラスチックパーツからなる軽量感が実際の重量以上に感じられます。
さて、もうひとつのRIKENONレンズ、XR RIKENON 135mm F2.8のほうを装着してみます。
E-620+Tamron176A |
このレンズには、フードが内蔵されています。
内側は起毛仕上げになっていて、ちょっと高級感(?)がありますが、写真でもわかるとおりほんの申し訳程度ですので、遮光効果のほうはちょっと心許ない感じがします。
E-620+Tamron176A |
このレンズも、前玉に少し傷があります。
135mmレンズとしては、すでにOM135mmF4.5Macroレンズがあります。このRIKENONレンズは最短撮影距離1.5mと、寄ることができません。
接写はOMマクロにお任せすることになりそうです。マクロレンズは無限遠が出せるのですが、やや暗いのでF2.8の明るさが力を出すような場面ではこのレンズの出番がありそうです。
F2.8開放でどこまで使える画質か、そのうちテストしてみたいと思います。
これでまた2本、レンズの選択肢が増えました。
50mm F2は60cm、135mm F2.8は1.5mまでしか寄ることができませんが、とくに50mmのほうは、エクステンションチューブや逆付けなどの手段でマクロ撮影できるので、おいおい対応できるように環境を整えていこうと思います。
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